ベストフラワーアレンジメント90号レポート

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ベストフラワーアレンジメント90号は特別記念感謝号です。

この号も先生は、2作品のアレンジメントをご提供されています。この号で同誌は、冒頭のとおり創刊90号において感謝の特集を組むと同時にこれまでの表紙の振り返りのページも割いてくれています。そうこの特集に寿美子先生の作品が表紙になったアレンジメントが懐かしく掲載されています。そちらは、後ほどとして、今回の先生の作品を見てみましょう。TOPの作品は、パリの花トレンド「ボーホー」を意図し「植生的アレンジ」がテクニックのようです。ボーホーとは、インテリアやファッション界のトレンド用語ボヘンミアンとソホーを合わせた造語「BOHO」なんだそう。これをおはなの世界では、「ラ・ポエム・シック」とほぼ同義で捉え、規範の概念にとらわれず自由奔放、エスニック要素もあり、洗練されているという感じで捉えているようです。

TOPの寿美子先生の作品は、シックな秋をイメージするバラを高低差を加えながら「パリの空気感をまとわせクラシカルエレガント」をイメージしたアレンジメントとなっています。

バラはオールフォーラブ+とジプシーキュリオーザ、ブラックビューティーの3種で、秋のイメージをこっくりとしたバラを高低差を加えながらアレンジして秋の景色を想起させるデザインです。アレンジには、その他アルストメリアやトラノオ、セダム、ディアボロ、ケイトウを加えて、季節感は秋そのものに感じますね。素敵すぎです。

そして、もう一つの作品は、コチラ⇩

土、樹木、枯葉など自然をイメージさせるブラウンとオレンジが混ざりあったような色合いの、テラコッタカラーのヒマワリ、バラ、マリーゴールドを使ってカンパーニュ風のアレンジです。ヒマワリやバラなどをテラコッタカラーの花たちをナチュラルに配し、マリーゴールドのオレンジを加えて華やかな中におちついた印象が醸し出されるようなアレンジです。ヒマワリは、アースウオーカーと言う名前なんですって。ヒマワリらしい名前ですね。バラはフェスティボ、その他マリーゴールド、ニゲラの見、ケイトウ、エエキナセアシード、ブラックベリー、ミントの葉、ディアボロ、ベルベロン、栗。

猛暑の毎日で、サウナの中にいるような季節がまだつづくのでしょうか、寿美子先生の作品を見て一足先に秋を感じることができました。それもとびっきりの美しい秋を。

そして、冒頭にも書きましたが、同誌が90号ということで、これまでの表紙を飾ったエポックフラワーアレンジのページに目を向けると、寿美子先生の作品がありました。

先生の作品は、70夏号の表紙を飾りました。夏の太陽の日差しに煌めくガアラスの花器には優しい色合いの花たちを。初夏の風を感じるように、バラやスイトピーをなど可憐な色合いの花たちをたっぷりとスパイラルに束ねた透明感のある佇まいが素敵ですねー。私もこんなブーケを束ねたいと当時思ったことを懐かしく思いだしました。いつ見てもため息がでるくらい素敵なブーケです。

ベストフラワーアレンジメントでは常連の寿美子先生。毎回素敵なお花の表情を見せてくれて嬉しい限りです。次回もきっと先生の素敵な作品が見れることを楽しみにしたいと思います。

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