Best flower Arrangement取材レビュー
5月発売のbest flower Arrangement に寿美子先生の作品が3つ掲載されています。その一つが、いつか私も足を踏み入れてみたいホテル ニューオータニ東京の「トゥールダルジャン」をロケーションにしたテーブルの装花を披露しています。18名のフローリストが共演した圧巻の特集ページとなっています。タイトルは「パリのエスプリ薫る花とシャンパーニュ」と言うことで、先生の作品はクラシカルな雰囲気の中にエレガンスを醸しだして薔薇やダリアシャクヤクをいきいきと見せ馥郁とした香りと、先生おすすめのシャンパーニュを見事にマリアージュさせています。
ホテルニューオータニ東京「トゥールダルジャン」
こんなテーブルに一度は座ってみたいものです^^先生おすすめのシャンパーニュも辛口と言うことで私の好みにぴったり(笑)余計ですが。。。
このシャンパーニュは、ブルーノ・パイヤールが1981年に設立した自営のシャンパーニュ・メゾンでつくられていて、すべて一番搾り果汁だけを使用してつくられているそうですよ!ピノ・ノワール45%シャルドネ33%と聞くだけで、もう美味しいです!この特集は「パリ」のトゥールダルジャンにも劣らない内装にテーブル装花とシャンパーニュを寿美子先生はもちろん、素晴らしいフローリストの先生方がそれぞれに披露されていて、その美しさを眺めるだけで目の保養になります。良かったらぜひ手もとで見ていただきたいと思います。
そして、もう一つは季節の花クレマチスを使ったアレンジメントが2タイプ掲載されています。
どちらも可憐なアレンジメントですね。ボックスフラワーもパニエもテーマのクレマチスの魅力を引き出すテクニックについて先生の解説があります。クレマチスの花言葉は「精神の美」だといいます。細いつるに可憐な花を咲かせることからその内側に秘めた力から、その言葉が生まれた言われているそうです。
クレマチスの花には沢山の種類があります。ベルのような佇まいのクレマチスは「ベルテッセン」と呼ばれ、寿美子先生も良く使われるお花でブーケから頭ひとつだして束ねるとそれはそれは可憐でニュアンスのあるブーケを演出します。もう一つは、クレマチスのナチュラルなラインをいかしたブーケを束ねさりげなくパニエに飾り付けています。それをテーブルに置くだけで、華やかなテーブルになりますね。もうすぐ梅雨の季節でお家時間も多くなる季節ですから、テーブルをこうやってさりげなく飾ってランチをとったり、ティータイムを楽しんだりする時間を大切にしたいなーと思います。
パリといえばもうすぐ、パリのオンラインレッスンがあります。今回は初級の最後のレッスンで「シャクヤク」を使ったレッスンと言うことです。只今「初級編の2期生」と「中級編」の2つのコースの受講生を募集しています。この夏には、アラン氏が来日される予定もあるそうです。ぜひパリの巨匠から多くのお花のテクニックを教えていただける機会を逃さないようにしていただけると幸いです。